無料サーバと検索よけ
検索エンジンにちょっとでもヒットしたらアウトだと思う人はCGI、.htaccessが使える有料サーバを借りる事をおすすめします。
使用サーバのサービス内容にもよりますが、基本的に無料サーバを転々とするのは無意味です。
有料サーバについてはこちらをごご覧下さい。
ほとんどの人が初めてサイトを持つ時につかうのは無料サーバではないでしょうか。
入っているプロバイダのスペースとか、広告の入る無料スペースとかですね。 無料と言うことで、何かと貧乏な学生さんにも使いやすく、敷居も低いです。
ざっと同人サイトを見て回って、人気の無料スペースは忍者ツールズ、ＦＣ２などでしょうか。
しかし、検索よけを気にする場合、以下のような欠点があります。
検索よけに影響ある欠点
広告が入る
広告会社によっては、表示回数が多いサイトを公開していたりします。
また、直接広告主サイトにリンクされているような広告では、広告主がアクセス解析を公開していないとも限りません
（こんなふうにね。公開アクセス解析がロボットの侵入口にある可能性は十分にあります）。
また
広告主の所に、どんなサイトに広告が掲載されているのか情報が行く可能性も高いです。
正直、そこまで気にするのもナンセンスかと思いますが、情報のチョロチョロ漏れが最初から有る事から、検索よけに神経質な人には向きません。
自分でCGIを設置する事ができない
レンタル掲示板やレンタルブログなどは検索よけが出来ない。出来たとしても精度が低いです。
レンタルお絵かき掲示板は検索よけが不可能です。
レンタルブログは非常に検索にヒットしやすいです。
レンタルWEB拍手も検索にひっかかります。
.htaccessが使えない
.htaccessが使えないと、精度の高い検索よけは不可能です。
METAタグ、robotos.txtを導入すれば、検索にヒットする確率はがくんと下がりますが、決して、完璧に隠れられるものではありません。
FC2は.htaccessが使えます。CGIが使えないので、検索よけが出来ない（甘い）レンタルCGIを使うか、割り切ってCGIは一切レンタルしないか、という選択になるのが難点ですが、忍者ツールズに比べると検索よけに有利です。トップからはダメなもののBasic認証も利用可能です。
プロバイダのサーバは、プロバイダによってＣＧＩを許可していたりします。
許可されている場合は、レンタルより自分で設置した方が安心感があるでしょう。
しかし.htaccessが使えない以上、精度の高い検索よけは望めません。
閲覧者に不自由を強いるほど、検索よけを主張したいのなら、やはり有料サーバが無難です。
その他欠点
エロ不可。隠し不可
広告付きスペースはたくさん広告が表示されなければ運営できませんので、隠し不可な所が多いです。 となると、（規約で禁止されない限り問題ないと思いますが）アクセスを減らす努力である検索よけも歓迎されているとは思えない事を忘れないでください。
画像の外部呼び出し禁止（画像の直リンク禁止）
サーバの設定で外部呼び出しを強制的に禁止している所では、同人サーチなどにバナーを登録できない、
レンタルWEB拍手などに画像を表示させられなかったりします。（特定のファイル名のみ外部呼び出しを許可している所もあります。）
中には、画像の直リンク禁止は規約の文章にあるだけで、やれば出来てしまう所も多いですが、
広告を表示させずにデータだけ呼び出のは基本的にＮＧです。
ユーザーの立場が低い
無料サーバ運営者にとって、お金を払ってくれるのは広告会社であり広告主です。 無料で使っているユーザーの立場はかなり低いです。規約違反をしたらズバっと消されてしまっても文句は言えず、 サポートをきめ細かく望むのも難しいかも知れません。
まとめると、無料サーバは広告会社とクライアントによって維持されているのことを忘れないでね、と言う事でしょうか。 検索よけ以前に広告を隠したり下げたりするのは止めた方が良いです。
無料サーバはダメなの？
このサイトが検索よけをテーマにしているので、 無料サーバの欠点を色々あげましたが、無料サーバがダメだ言う話ではありません（ここだって無料でやってます）。
検索よけ出来てもMETA程度なので、検索にヒットする可能性も高いし、
上記のような欠点もある。それを分かっていて運営するなら十分です。
実際に、無料サーバでそのように運営している同人サイトが大多数だと思いますしね。
レンタルブログにも言える事ですが、そのツールの特性を分かって使う事も検索よけの基本です。検索よけ出来ない（甘い）事を分かって使うなら、掲示板や日記がレンタルやブログでも構わないと私は思っています（あとはジャンルの事情などですかね）。
いろいろな欠点をふまえて、無料サーバでかまわないと思う人は下記のようなサイトから探してみてください。 無料で使えるのはやっぱりとても有り難いですからね。